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ロハスフェスタの出展クリエーターに聞く

「手作りが楽しくて仕方ない」。作家の個性が作品に - copain -

フランス語で「仲間」という意味のcopain(コパン)。手作りが大好きな作家が集まった、ハンドメイドチームだ。



作るものは小物やアクセサリー、花雑貨などさまざま。共通しているところは、みんなが「手作りが好き」で「お互いの作風が好き」だということ。


羊毛作家のjunjunさんは、羊毛で作った雑貨やインテリア小物などを作っている。羊毛と一口に言っても、ふわふわした感触のものからしっかり丈夫なものまで、作り方によって手触りも形も全く違う。

「思い通りの形になるのが面白くて、次々に作りたい作品のアイデアが湧いてくるんです」とjunjunさん。

「常に作りたくてしょうがない」と話すその手から、やさしい色使いと、思わず笑顔になるようなアイデア溢れる雑貨が生まれている。

-Profile- junjunさん(写真左)m*noteさん(写真右)
junjunさん
羊毛フェルトのキットで作品を作ったことをきっかけに、羊毛の世界へ。2010年から羊毛作家として活動。イベント・作品展への出展やワークショップなどを行う。

m*noteさん
2007年から服飾小物の手作りを始め、2012年から本格的に編み物を作り始める。百貨店やネットショップなどで商品を販売するほか、各種イベントにも出展。編み物をしている間は目数を数えることに集中し、無心でリフレッシュできるそう。

編み物作家のm*noteさんの主力作品は、ツノのついたどんぐり帽。形は同じでも、糸が変わると印象もガラリと変わる。

「男性だと最初は抵抗を感じる人もいますが、被ってみると意外にみなさん似合うんです」。季節ごとに糸や色を変えた帽子たちは、いくつでもほしくなる不思議な魅力がある。

m*noteさんも「どんぐり帽はなぜか、何回でも飽きずに編めます。シンプルだけどこの編み目が好きで、編むたびに新鮮な気持ちになれます」とその魅力にはまっている。

BochiBochiさん
フラワーアレンジメント教室で生花のアレンジメントの資格を取得。2012年より、「お花のアトリエワークショップ」を開催しながら、自らも作品作りを始める。百貨店や各種イベント出展で作品を販売

bochibochiさんは、プリザーブドフラワーでリースやスワッグなどを制作。生花のような質感でやわらかな雰囲気を表現している。

「年中飾れるものというより、季節感を大切にしたい」。春には春らしい明るい作品、秋には木の実を使った作品を作るので、生活の中で季節を感じ、自然を感じることができる。

長期間楽しめることもプリザーブドフラワーの魅力の一つ。「3年くらいはもつので、移りゆく色も楽しんでほしいですね。色褪せても、アンティークのような雰囲気になってきれいですよ」。

「羊毛作家さんによって、色が全然違うんです。色を選んだ時点で、その人の個性が出ると思います」とjunjunさん。

使う材料も違えば、作るものも作風もそれぞれ違う。
しかし、お互いがお互いの作品に愛着を持ちながら、自身のカラーを大切にした作品を次々に生み出す。

個性が光る作品が、手作りの楽しさを伝えてくれている。

ツノが特徴的などんぐり帽(2,500円+税〜)。季節によっても色合いや糸を変えるので、バリエーションが豊富
季節感を大切にした作品の数々。「生活の中に取り入れて、季節を感じていただきたいです」とbochibochiさん。
工房でフェルトづくりに勤しむjunjunさん。「作品を作っているときは時間を忘れてしまいます。作品を通じて、羊毛の魅力を皆さんに知ってもらいたいですね」。
教室では、リース作りやアレンジメントなどをレッスンしているbochibochiさん。単調にならないようにメニューを考えている。
たまご型のがま口財布(3,600円+税)。型次第では思い通りの形にならないことも。羊毛は縫い合わせずに固めるので、全ての作品が一発勝負。
10年前までは手作りを全くやっていなかったというm*noteさん。編み物は独学で習得した。
花や松ぼっくりを使った小さな雑貨も販売。写真立ての横に添えるだけでもおしゃれになる。