「ガラクタをいかにかわいく生まれ変わらせるか、というのがgemmie shoushouのコンセプトなんです」と作家のmoekoさん。「特別な一個を作りたい」と、世界中から珍しい素材を集めて、個性的なアクセサリーを次々に生み出している。
「ガラクタをいかにかわいく生まれ変わらせるか、というのがgemmie shoushouのコンセプトなんです」と作家のmoekoさん。「特別な一個を作りたい」と、世界中から珍しい素材を集めて、個性的なアクセサリーを次々に生み出している。
たとえば、アンティークショップで買い付けたチェコのガラスボタンのイヤリング。女性らしい華やかさと輝きの中に、古さやあたたかさを感じさせる。世界の缶バッジを集めて作ったアシンメトリーのアクセサリーには、遊び心が見える。
時には海岸で自ら小さな貝殻を拾い集めたり、購入したフープを手で曲げて変形させたりして、作品作りのパーツに。別の作品を作っている最中に、削り屑を見て「かわいい!」と直感し、新しいアクセサリーに生まれ変わらせることもある。
2年前からはアイフォンケースも自らデザインし、販売をスタート。「自分がほしいケースがなかなか見つからなくて」と、他にはないデザインを作り始めたことがきっかけ。今ではgemmie shoushouの主力アイテムになっている。
moekoさんが目指すのは、世界に一つだけしかないモノづくり。「SNSなども当たり前の今の時代、人と自分を比べてしまうことも多いですよね。でも、自分だけの特別なアイテムを身につけると、それだけでいつもより自分に自信がもてる気がしませんか?私の作品を持つ人が、自分らしく、幸せになってほしいなと思うんです。」
使われなくなったモノが、人を輝かせるアイテムになることにうれしさを感じるmoekoさん。
今後は、ヴィンテージパーツや天然パーツに加えて、手づくりしたパーツでオリジナル性も高めていきたい、と話してくれた。