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曲線がもつ優しさと美しさを表現したアクセサリー-IRODORI IRODORU-

「曲線がもつ優しさや美しさが大好きなんです」と話すのは、アクセサリー作家の北出真澄さん。優しく、独特のフォルムをしたアクセサリーは、周囲の目を引く華やかなデザインだ。



一言で曲線といってもパターンは無限にある。ハートや星柄などシルエットが分かるものはキュートに、一方で無造作に折り曲げられたアイテムはスタイリッシュでアートなイメージに。「曲線の作り方で雰囲気が変わってくるんですよ。なんとも言えないこのクルッとした曲線・カーブが、本当に可愛いんですよ」と北出さん。

-Profile- IRODORI IRODORU 北出 真澄さん
服飾の専門学校を卒業後、アパレル関係の仕事を経て、現在は、アクセサリー作家として活躍中。「世界にひとつしかないもの」にこだわり、どの作品にも熱い想いと愛情が詰まっている。

素材にはアレンジしやすいアルミが使われている。「元々はハートの形が好きで、自分でアクセサリーを作ろうと思ったんです。海外で素材を探している時に、アルミを使った作品が目について『これを使ったら色々なアレンジができる』と思ったのがきっかけです」。作り方次第で様々な表情を見せる奥深さに気づき、曲線を使ったアクセサリー作りがはじまった。

この日、北出さんがつけていたピアス。揺れるたび“表情”が変わる“「mankai”」は、2020年春の作品。「部屋からみえた桜が満開のときに考えたデザイン」だという。カラーはこのほかに、イエロー・レッド・ブルーなど。気分や天気に合わせてコーディネートできると人気。

数多くの作品を生み出してきた北出さんだが、特に思い入れのあるアイテムは「ヘアクリップ」だという。「ドライフラワーが入っているアルミの枠は、全て手作業で形を作っています。何度も試行錯誤をして、やっと生まれた作品でした。このクリップがきっかけで、ブランドをたくさんの人に知ってもらうようになりました」と笑顔で語る。

ネーミングも個性的な“無機質な欠片と天秤”「この子達は、アシンメトリーで作ってみました。立体的なデザインが自慢の逸品です」。

何よりも個性・独創性を大切にする北出さん。「実は、作品のネーミングもこだわっています」。「表現」「花星(かせい)」「一粒の欠片」「無機質な欠片」など、それぞれの作品がもつ個性を名前で表現することで、ブランドがもつイメージをより深めてくれる。
「常に私の感覚で作品を作っていきたいです。可愛い!ステキ!と思ってくれたら嬉しいですね」。流行に左右されず、個性を突き詰める北出さんの次に生み出す作品に注目していきたい。

思い入れの強い作品であるヘアクリップ。シンプルながらもひときわ目立つ「一粒の欠片」。スワロフスキーを使用しているため光が乱反射し、存在感を強くアピール。