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日々の暮らしを味付け海苔で幸せに-OTOMONORI-

「味付け海苔をもっと身近に」との思いで生まれたOTOMONORI。可愛らしいキャラクターとやみつきになる3種の味が特徴だ。日々の食卓を豊かにするだけでなく、職場やキャンプ場などあらゆる場所に持ち運んでほしい――。「どこまでもおともいたします」というメッセージには、そんな思いも込められている。



2019年に誕生したOTOMONORIは、海苔は瀬戸内海に位置する兵庫県の坊勢島で採れたものを使用している。知り合いの漁師から「特にうちの海苔は、柔らかくて甘味がある高品質なもの。差別化したブランド展開はできないか」と相談されたのがきっかけで、OTOMONORIの製造がはじまった。

海苔は11月から3月ごろにかけて最盛期を迎える漁期の中で、初めに収穫する「一番摘み」を使用。高品質な海苔を仕入れた後は、軽く焼いて味付けし、食べやすいサイズにちぎる工程があるが、それらは全て手作業なのだとか。

-Profile- OTOMONORI 滝村祐太さん
「OTOMONORIの完成まで、20種類くらい試作したと思います」と当時の苦労を振り返る滝村さん。新作も検討しているが、しばらくは自信作である現在の3種でやっていく方針。

味付け海苔といえば、ご飯のお供や贈答用のイメージが強い。「もっと身近に、職場やキャンプにも持ち運んでもらって、どこでも楽しんでもらえたら」と語る滝村さん。もっと若い層にも親しみを持ってもらえるよう、キャラクターにもこだわった。桃太郎をモチーフに、犬・猿・雉の衣装をまとった「のり太郎」のイラストをパッケージに描いている。そんな思いの表れか、実際に購入する客層も30~40代、次いで20代の主婦層が多いという。

OTOMONORIの3種の味は、いずれも一度食べ始めるとなかなか止まらなくなるほど中毒性の高い味。一般的な砂糖醬油味に飽きた人にもおすすめだ。

「梅ポン酢は、一番さっぱりした味わいで、サラダやパスタの上に散らしたり、暑い時期には冷奴に乗せるのもおすすめです。ゆず七味は、中に山椒が入っていて、爽やかな七味の風味が特徴です。サラダにもいいですし、熱いうどんと合わせてもおいしいです。しそわさびは、わさびの風味がガツンと感じられるので、クリームチーズと和えたり、もちに巻いたりするのがおすすめです。お客様の中には、バターを塗った食パンに散らす食べ方が好きな人もいます」。

「OTOMONORIを食べることで、その人が元気になったり、頑張ろうと思ってもらえたり、日々の小さな幸せを感じてもらえたらうれしいです」と語る滝村さん。もっと海苔を身近に感じてもらえるよう、これからも精力的に各地のイベントを飛びまわる考えだ。

全て手作業で行う製造の様子。