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妥協なき手作りから生まれる、旨味抜群の特製カレー -dinning hinoca-

都島区に店舗を構える「dinning hinoca(陽香)」の名物は、手間暇を惜しまず作った特製カレー。口にした人を虜にする料理の数々は、食材や調理にかける並々ならぬこだわりから生まれている。



こだわりは「全てが手作り」であることだ。ジューシーな脂身が特徴の豚肉は、高知産のブランド豚・四万十ポークを冷凍せずに産地から直送。冷凍せずに届くため、新鮮さが売りだ。ロハスフェスタの特別メニューである「トンテキ丼」に使う肩ロースは、4時間半かけてじっくりローストしたものを、提供直前に再度鉄板であぶって仕上げてから提供している。

そのほかにも、淡路島産の玉ねぎなど、産直食材を手間暇かけて調理するのがこだわり。店舗のみで提供している自家製ベーコンは、およそ3カ月かけて熟成させるのだという。

-Profile- dinning hinoca 芳野 智香さん
芳野さんの父が脱サラして始めたdinning hinoca。都島にある店舗では季節に合わせた料理や厳選されたワイン、日本酒が楽しめる。

こだわりを感じさせるメニューは他にもあり、その一つが店自慢の特製カレーだ。ロハスフェスタでは、通常のカフェメニューにはない「お肉ゴロゴロカレー」を提供した。四万十ポークのスペアリブからとった出汁と28種類の厳選スパイスが味のベース。4日間かけて具材がほとんど溶けるほどじっくり煮込み、カレーに肉や野菜の旨味が凝縮されているのが特徴だ。豚肉だけはあえて煮込み中に取り出して最後に再投入するため、お肉のゴロゴロ触感も存分に楽しめる。

中でも要注目なのが、ロハスフェスタで人気を博したエビカレーだ。お店で提供している海老のビスクが好評で、「それを使ったカレーも食べたい」という声に応えたのがきっかけだそう。

赤ワインとトマトをベースにしたソースをからめたトンテキは、味もボリュームも大満足必至。

味の決め手となるのは、海老の殻から取った旨味濃厚なスープ。およそ300匹分の殻をオイルで炒めて風味を高めた後、コトコト煮込んで作っていく。雑味が出ないよう殻はつぶさずに、火加減を丁寧に調整しながらゆっくり煮込むのが、旨味を最大限引き出すポイント。時間と手間をかけて作ったエビカレーは、一口食べると濃厚な魚介の旨味をダイレクトに伝えてくる。仕上げに添えた肉厚の海老の身や硬めに炊いたライスと合わせると、よりルウの旨味が引き立つ。さらに、エビの香ばしさとこだわりスパイスが相乗効果を生み、味はもちろん香りも楽しめる逸品だ。

取り寄せた28種類のスパイスは、自家焙煎してから使用するのがこだわり。

産直食材にこだわり、手間暇を惜しまず、丁寧に調理するからこそdinning hinocaの料理はファンの心をつかんで離さない。一度口にすれば魅了されること請け合いだ。

エビの旨味が溶け出したカレーは、一口食べると止まらなくなる。