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植物だけで表現する立体的な似顔絵アート -yui-

ペンで描いた似顔絵のように見えるが、近づいてみると花びらや枝葉、苔、茎などの植物があしらわれている。「実はペンは一切使わず植物のみで仕上げているんですよ」と話すのは「yui」の結(ゆい)さん。植物がもつ素材の特徴を活かし、立体的に仕上げる似顔絵アートは、yuiならではの個性を纏っている。



自身のブランドを立ち上げる前はアパレルやカフェで勤務していた結さん。ものづくりが好きでさまざまな素材を組み合わせてコラージュ作品をよく作っていたそう。似顔絵もよく描いていたが「これまで誰も見たことがないような作品を作ってみたい」という思いから、植物のみで作る似顔絵アートにたどり着いた。「最初はペンと組み合わせて描いていたのですが、茎や葉だけで描く方が立体感があって、植物のみを使うようになりました」。ペンは一切使わず、花や枝、葉、苔、茎など植物のみで、全ての線を作り出していく。結婚式のウェルカムボードや誕生祝いのギフトとしてオーダーする人も多い。ペンと植物を組み合わせた似顔絵も、2025年からスタートさせる予定だ。

-Profile- yui 結さん
作品づくりの傍ら、バレーボールやフルマラソン大会にも出場するアクティブな結さん。「根っからの体育会系」と笑う。目標は大きなキャンバスで描く「植物のみで作る似顔絵アート」個展の開催だそう。

似顔絵アートの素材となるのは、通常のフラワーアレンジでは細かすぎて廃棄されてしまう、花びらや葉、茎などミリ単位の植物。無駄なく使うので、植物のアップサイクルとしても一役買っている。またプリザーブドフラワーやドライフラワーなど変色や退色、劣化の少ない素材を使っているので、長く飾って楽しむことができるのが特徴だ。
「人物はもちろん、犬や猫などの動物もおすすめです。ミリ単位の細かな枝や葉をつなげて線にしていくので、ふわふわな毛並みなどもうまく表現できますよ」。

新郎新婦の笑顔や手の指や爪など細かなところもミリ単位の小枝で表現。

「作り方は写真をトレースし、下絵の線に合わせて植物を探して選び、合わせていきます」と結さん。植物の枝や茎はどれ一つ同じ向き、同じ形や長さはない。イメージに合うような枝や茎をピンセットで丁寧に貼り付けていく緻密で繊細な作業だ。「絵の隣には、イメージに合わせたプリザーブドフラワーの花や実をつけたり、苔などで文字を描くこともできます」。オーダーする方の好きな花の色など要望を丁寧にヒアリングし、結さんのセンスと繊細な技術で、唯一無二の作品に仕上げていく。

つぶらな瞳で見上げる猫の作品も。猫の柔らかな毛並みや肉球の立体感など忠実に再現。

植物の似顔絵アートのほかにも、植物のアートボードも人気だ。とくに季節商品のクリスマスリースやしめ縄などのリースタイプは一枚でも存在感があるので、自宅にツリーを飾るスペースがない人にもおすすめ。気軽に壁に飾り、そのまま収納することができる。自分だけのオリジナルアートボードを作るワークショップも定期的に開催している。「植物の似顔絵アートでは、もし枝葉が剥がれたり、壊れたなどの不具合があれば、お直しサービスも一部有料で行っています」。幸せな記憶を植物で表現した、世界でひとつだけの作品を目にしてほしい。

女性の髪の緩やかなカールや、男性の髭もミリ単位の枝や茎で表現する緻密な作業。
しめ縄のアートボード。このまま壁に飾れるので手軽にコーディネートできる。