染め花やアートフラワーなどを使い、深く繊細なフォルムと色合いを表現したL'atelier de「h」(ラトゥリエ・ドゥ・アッシュ)のアクセサリー。デザインは作家の瞳さんのオリジナル。オリジナル染色を施した花びらを中心に仕上げている。
ロハスフェスタの出展クリエーターに聞く
染め花やアートフラワーなどを使い、深く繊細なフォルムと色合いを表現したL'atelier de「h」(ラトゥリエ・ドゥ・アッシュ)のアクセサリー。デザインは作家の瞳さんのオリジナル。オリジナル染色を施した花びらを中心に仕上げている。
シーズンごとに洋服のコーディネートから作品に使いたい色を考える。
幅広い世代に人気なのが、花びらを小さな星に見立てた「les petites etoiles(レ・プチゼトワール)」シリーズ。ご主人の宏幸さんが手染めした花びらを、瞳さんが一枚一枚組み合わせて作る。
中でも、釣鐘のようなフォルムの「chroche(クロシェ)」は、蕾が耳元でやさしく揺れ、上品さを印象づけてくれる人気アイテム。
同じ作品でもシーズンごとに色やパーツを変えて作るので、違った雰囲気を楽しめて、色違いでいくつも購入するお客さんも多いそうだ。
アーティフィシャルフラワーを染めて作ったアクセサリーは全て一点もの。
一枚一枚バラバラの花びらから作り始めるので、花びらの位置や出来上がりの色合いはもちろん、パールやチュールなどその時々でパーツを変え、毎回違ったデザインになる。「1点ずつしかないので、お客様には色目やサイズ感を実際に見て選んでほしいです」と、お客さんと対面で販売することを大切にしている。
イメージした色になるまで、染め粉の配合を変え、何度も染め直すこともあるという。
「どこにもないような色を目指しています。造花ではあるものの、かわいらしすぎたりチープな感じが出てしまわないよう、色合わせにはこだわっています」と瞳さん。
実物の花を真似ているわけではないのに、美しい色の花は、まるで本物のように見える。
「自然の花を身につけるように、私たちのアクセサリーを生活に取り入れてもらいたいです」。繊細な感性と色へのこだわりが、新しいデザインを生み出している。