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ロハスフェスタの出展クリエーターに聞く

感性で紡ぎ出す、
珠玉の一点モノのアクセサリー - L’atelier de「h」-

染め花やアートフラワーなどを使い、深く繊細なフォルムと色合いを表現したL'atelier de「h」(ラトゥリエ・ドゥ・アッシュ)のアクセサリー。デザインは作家の瞳さんのオリジナル。オリジナル染色を施した花びらを中心に仕上げている。



シーズンごとに洋服のコーディネートから作品に使いたい色を考える。

幅広い世代に人気なのが、花びらを小さな星に見立てた「les petites etoiles(レ・プチゼトワール)」シリーズ。ご主人の宏幸さんが手染めした花びらを、瞳さんが一枚一枚組み合わせて作る。

中でも、釣鐘のようなフォルムの「chroche(クロシェ)」は、蕾が耳元でやさしく揺れ、上品さを印象づけてくれる人気アイテム。

-Profile- L'atelier de「h」 田中宏幸さん・田中瞳さん
アパレル勤務を経て、結婚後に大阪府枚方市で洋服店を開店。二人のウェディングアイテムを瞳さんが手作りしたことをきっかけに、2008年からはアクセサリーの製作・販売を本格的に開始。現在は店頭やインターネットでの販売のほか、関西を中心にイベントに出展している。

同じ作品でもシーズンごとに色やパーツを変えて作るので、違った雰囲気を楽しめて、色違いでいくつも購入するお客さんも多いそうだ。

アーティフィシャルフラワーを染めて作ったアクセサリーは全て一点もの。

一枚一枚バラバラの花びらから作り始めるので、花びらの位置や出来上がりの色合いはもちろん、パールやチュールなどその時々でパーツを変え、毎回違ったデザインになる。「1点ずつしかないので、お客様には色目やサイズ感を実際に見て選んでほしいです」と、お客さんと対面で販売することを大切にしている。

一枚一枚を手染めしたアーティフィシャルフラワーは、深みのある色合いが魅力。

イメージした色になるまで、染め粉の配合を変え、何度も染め直すこともあるという。

「どこにもないような色を目指しています。造花ではあるものの、かわいらしすぎたりチープな感じが出てしまわないよう、色合わせにはこだわっています」と瞳さん。
実物の花を真似ているわけではないのに、美しい色の花は、まるで本物のように見える。

「自然の花を身につけるように、私たちのアクセサリーを生活に取り入れてもらいたいです」。繊細な感性と色へのこだわりが、新しいデザインを生み出している。

大ぶりのアーティフィシャルフラワーを使ったアクセサリーは、服をシンプルにして、つける部分だけボリュームをだすのがおすすめだそう。
釣鐘という意味の「crochet-クロシェ-(2,500円〜)」。シーズンごとに蕾の色やキャッチの素材が変わり、違った印象を与える。
お客さんと対面で販売をしながら、アクセサリーに似合う服のコーディネートも提案している。
結婚式や記念日に使う人も多いが、主張が強すぎないので普段使いのアクセサリーとしても愛用できる。
シングルピアスやアシンメトリーのピアスも人気。「髪の毛をアシンメトリーにして、出した方の耳にボリュームがあるシングルピアスをつけるのがおすすめです」と瞳さん。
ウッドパーツを使いながらも民族的なイメージはなく、洗練された大人のコーディネートに似合うネックレス「h plus」(4,200円)。