フランス語で「仲間」という意味のcopain(コパン)。手作りが大好きな作家が集まった、ハンドメイドチームだ。
ロハスフェスタの出展クリエーターに聞く
フランス語で「仲間」という意味のcopain(コパン)。手作りが大好きな作家が集まった、ハンドメイドチームだ。
作るものは小物やアクセサリー、花雑貨などさまざま。共通しているところは、みんなが「手作りが好き」で「お互いの作風が好き」だということ。
羊毛作家のjunjunさんは、羊毛で作った雑貨やインテリア小物などを作っている。羊毛と一口に言っても、ふわふわした感触のものからしっかり丈夫なものまで、作り方によって手触りも形も全く違う。
「思い通りの形になるのが面白くて、次々に作りたい作品のアイデアが湧いてくるんです」とjunjunさん。
「常に作りたくてしょうがない」と話すその手から、やさしい色使いと、思わず笑顔になるようなアイデア溢れる雑貨が生まれている。
編み物作家のm*noteさんの主力作品は、ツノのついたどんぐり帽。形は同じでも、糸が変わると印象もガラリと変わる。
「男性だと最初は抵抗を感じる人もいますが、被ってみると意外にみなさん似合うんです」。季節ごとに糸や色を変えた帽子たちは、いくつでもほしくなる不思議な魅力がある。
m*noteさんも「どんぐり帽はなぜか、何回でも飽きずに編めます。シンプルだけどこの編み目が好きで、編むたびに新鮮な気持ちになれます」とその魅力にはまっている。
bochibochiさんは、プリザーブドフラワーでリースやスワッグなどを制作。生花のような質感でやわらかな雰囲気を表現している。
「年中飾れるものというより、季節感を大切にしたい」。春には春らしい明るい作品、秋には木の実を使った作品を作るので、生活の中で季節を感じ、自然を感じることができる。
長期間楽しめることもプリザーブドフラワーの魅力の一つ。「3年くらいはもつので、移りゆく色も楽しんでほしいですね。色褪せても、アンティークのような雰囲気になってきれいですよ」。
使う材料も違えば、作るものも作風もそれぞれ違う。
しかし、お互いがお互いの作品に愛着を持ちながら、自身のカラーを大切にした作品を次々に生み出す。
個性が光る作品が、手作りの楽しさを伝えてくれている。